日本フーズは食品業界の矛盾に、日々挑戦しています。これからも、無添加水産加工食品においては、どこにも負けない安全な食品を提供し、その大切さを訴え続けていきます。株式会社日本フーズは、ふぐ取扱量とあんこう水揚量が日本一の山口県下関市に本社を置く水産加工メーカーです。水産業で栄えた下関市は水産加工業のすそ野が広く、伝統的に高い水産加工技術を持った企業が集積しています。特に練り製品については、全国でもトップクラスの出荷額を誇る水産加工業の激戦区。私たちは、このような技術力の高い土地で平成10年に創業しました。おかげさまで、福岡営業所の設立、コープネット事業(生協)や全国の郵便局物販サービス事業などへお中元、お歳暮などの贈答品として、ふぐやあんこうの加工品を提供できるようになりました。ふぐの本場下関で磨かれた職人の技術と、オゾン水殺菌装置や鮮度を維持したまま冷凍できる「3Dフリーザー」といった最新設備で、安全なふぐ刺し、ふぐ鍋、あんこう鍋といった食品を提供しています。さらに、弊社は無添加加工にこだわり、他には存在しない「無添加の」魚の生ハム、ソーセージ、餃子も製造販売しています。
安全な食品づくりのために「こだわり」を一つ捨てました
どんな料理人でも、素材以上のものは作れません。だから、職人である私たちも徹底的に素材にこだわって食品作りをしています。逆に、安全な食品づくりを追求するために、一つのこだわりを捨てました。それは「昔ながらの方法に執着しない」ということです。なぜなら「昔ながらの方法」にこだわり過ぎると、かえって安全を損ねることもあるからです。例えば「天日干し」。よほど整った設備がない限り、現代ではこれを不衛生な方法だと考える方が増えてきました。弊社では、外気から隔離した上で清浄な風で乾燥させる装置、人体に全く無害の「オゾン水」で機械を洗浄する方法を取り入れるなど、味と安全を求めるために最新の設備も積極的に導入します。私たち職人の務めは、口先だけの「安心な」食品を提供することではなく、「安全な」食品を提供することだと考えています。